FC2ブログ

私の個人主義

おれ的問題意識
02 /17 2017
 智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。

 とかくに人の世は住みにくい。

 住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
 どこへ越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生れて、絵ができる。

 人の世を作ったのは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三件両隣にちらちらするただの人である。
 ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
 あれば人でなしの国に行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくいところをどれほどか、寛容て(くつろげて)、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。

 ここに詩人という天職ができて、ここに画家という使命が降る。

 あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。



 ・・・。

 長くなったが、漱石、『草枕』の冒頭の文章だ。

 私には、意地もあれば、プライドもある。殴られれば、そりゃ殴り返すさ。

 私は、物事、人事の本来あるべき自然な姿ってのを大事にしてるだけだ。

 法の下の平等と言うが、私にしてみれば、人は皆、自然の摂理の下、平等なんだ。

 それが、私の個人主義だ。

 生きにくさ、働きにくさ、感じてるよ・・・。私には、いろいろと才能が無いんだと思う。


 そんな世の中に生きる人間の心を、たとえ一時的にせよ、平和な気分にし、人の心を豊かにするのが、漱石の言う所の芸術の士であるならば、私は、そのような介護従事者でありたい。

 芸術とまでは言わない。エンターテイナーだ。

 
関連記事
スポンサーサイト
[PR]

FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!

コメント

非公開コメント