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時をかける少女


 


 読後抱きし 幻惑の感 乱歩の如し
    今が時を しばし忘れて 窓を見やりし


 残念ながら、映画は観てないんだ。

 学生時代、「時をかける少女」(筒井康隆)を読んだ時、そう感じた。
 それまで純文学一辺倒でリアリズムばかりの読書脳に、久しぶりに快感を覚えた。
 江戸川乱歩は前から読んでいたから、読後、不思議な感覚にとらわれるのは初めてのことじゃない。それだけ私にとって乱歩は偉大なんだ。

 まるで異次元の世界に迷い込んだよう。現実に戻って来るまでしばらく時間がかかる。まるで二つの人生を生きているかのように。

 いい本と出会った時の快感ってこれだよ。
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