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チ・ン・ピ・ラ

音楽・映画・本
01 /30 2016
 以前、私が四十になる前だ。
 とある床屋さんのご主人が私にこんなことを言った。

 「そうだね。若い時、ちょうどきみみたいな時は、おれは何でもできると過信して、いろいろばかもやっちゃうんだけどね・・・。
  四十も越えると、ああおれはこんなもんだと割り切って、落ち着いてくるものさ・・・。
  将来に対する夢とか希望とか・・・、何となく、自然と、落ち着いてくるものさ・・・」

 私に教え諭して下さるそのご主人には大変申し訳ない。
 だが、私は、ある失望感を持ってその言葉を聞いた。そして、そんなのつまらんじゃないか・・・、と思ってしまった・・・。

 私がもっと若かった頃、私はあぶく銭を夢見、自分は特別な存在だと思い上がり、おれはスターだ、とうそぶいていた。
 何の根拠もない自信に溢れ、夢と希望に埋もれ、青春も人生も光に満ちていた。
 近い将来、おれは必ず、金も女も地位も名誉も何もかも自分の思いのままになる、と奢りたかぶっていた・・・。

 まったくケツの青いチンピラだ。
 だが何、君だってそうだろう?
 若い時っていうのはそんなものさ。

 だが、その光(希望)が偽りの光だと気付くまでに、私は、他の人より時間がかかった・・・。
 世間。
 そう、世間並みを意識するまでに、他の人より時間がかかったんだ。

 だが、告白すれば、私はいまだに、そんな若い頃の思いを引き摺っている。
 さすがに、おれはスターだ、とまでは言わないし、思ってもいない。
 だが情熱って言うのかな、あるいは夢か・・・。とにかくそんな心の中で、今は燻っているが、何か燃えるようなものだ。

 私は、つまらない人間にだけはなりたくないのだ。

 世間に足並みを揃え、世間に自己を没し、世間から外れることを恐れて生きていく人生・・・。
 あるいはそれが大人というものか。だが、みんなと一緒がそんなに楽しいかい?
 私はそんな人生をいまだにこの自分に信じられない。

 自分に生きる。自分を生きる。自分の信念に生きたいのだ。

 傲慢だろうか・・・。
 自己中だろうか。単なるわがままだろうか。
 あまりに自意識過剰だろうか・・・。恐らく、そのすべてが私に当てはまる。

 本当は、世間並み、人並みこそ、難しいのに・・・。
 昼休み、公園で一服している時、ママさんやパパさんが幼い子供たちを遊ばせている光景をよく目にする。
 本当に幸せそうだ。その楽しそうな様子に笑みさえ浮かぶ。そして、尊ささえ感じる。

 現実。
 その重み、そのきつさをこの身をもって感じるのに・・・。


 「ヤクザがプロで、おれたちはアマチュアなのかね・・・。
  やっぱり、チンピラのプロってのは・・・、・・・、無理なのかな・・・」

 このセリフ、私がいまだに引き摺る思いだ。

 そしてこのセリフはまるで、私が言われているみたいだ・・・。

 「おい和巳! 下手な絵描いたらてめえも東京湾へ沈めるからな!」

 

 

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仕事に復帰して

仕事(介護職)
01 /26 2016
 私のいない間に、ある利用者さん(女性)が亡くなった。
 デイサービスの利用者さんで、いつも私がお迎えに伺っていた利用者さんだった。
 ご自宅で息を引き取られたそうだ。

 ショックだった。
 時に殴られ、時に足でド突かれ、怒鳴り、私はそんな彼女の行為をまだまだ元気な証拠だと思っていた。
 音楽がお好きな方で、施設で録画した古い歌謡番組によく見入っていた。
 また、時々、トイレでの介助の時などで、ご自分の過去について、ぽつりぽつりと私に語ってくれた。
 そしてたった一度だけだが、「ありがと・・・」と言われたことがあった。

 とにかく今はもう、ご冥福を祈るしかない。

 改めて気付かされた。
 利用者さんの多くは、もう死と隣り合わせに生きてるんだってことに。
 日々、仕事で忙しくしてると忘れがちだが、介護の仕事は、人の死と向き合う仕事でもあるんだ。

 それを肝に銘じ、今後の仕事に臨みたい。そして、最期には、楽しかった、と思って頂ける仕事がしたい。


 昨日は、約一週間ぶりに仕事に復帰した日だった。
 勤務予定表を見ると、私の出勤日数が減っていた。
 施設長さんのご配慮で、Wさんと一緒になるのをしばらく避けてくれたのだった。
 そのお取り計らいに感謝だ。
 私にとっても、Wさんにとっても、やはり、しばらくは距離を置くべきだ。冷却期間というべきか。生活は苦しいが、切り詰めれば何とかなる。

 復帰したその日、緊張でガチガチだったのは言うまでもない。だが、職員の方々はそんな私を優しく私を迎えてくれた。
 本当に感謝だ。
 そんな職員の方々のお気持ちに応え、報いるためにも、誠心誠意働き、働きつづけたい。


 私のいない間に、また一人、新人の男性が辞めていた。
 私が勤め始めてから、7、8人の新人さんが入ってきたが、その内残っているのは二人だけだ。いずれも女性で資格もあり、経験も私よりずっと上だ。
 男性の場合、早くて二日、長くても一週間で辞めていく。
 介護の仕事が他の仕事と比べて、とりわけきついのではない。
 見えないのだ。はじめのうちは。この仕事のミッション、やりがい、そして価値が。

 男にとって仕事は命だ。
 誇りをもって働きたい。
 だが、はじめのうちはそんな男にとって、自分の人生の誇りとなるもの、甲斐となるものがなかなかこの仕事に見出せず、かなり戸惑う。
 自分は何をすればいいんだ?
 自分にはいったい何ができる?

 迷いに迷う。悩みに悩む。きつい仕事は数あれど、こんなに迷い悩む仕事はない。
 私もそうだった。
 そんな暗い迷路に迷いこんだ私をこの仕事に引き止めたのは、金だった。
 そう、生活だ。とにかく仕事を辞めたら生活ができなくなる。
 そんなマイナス思考が逆に私をこの仕事にとどめてくれた。

 六ヶ月だ。
 半年やってみて、ようやく、薄ぼんやりとこの仕事のやりがいみたいなものが見えてくる。
 利用者さん(お年寄り)の笑顔がどんなにか、素敵で可愛く、素晴らしいものか、見えてくる。

 だがそれを、言葉で説明し、伝え教えてあげることはできないんだ・・・。
 

犯されるヒロイン

官能の美学
01 /23 2016
 おはよう!
 今朝の東京はあいにくの曇り空。
 午後からもしかしたらまた雪が降るかもしれないね。

 朝早くに買い出しに出たら、みんなきびきび忙しそうに働いていたよ。
 そういう頑張る人たちを見ると、自分も頑張らなきゃなって思うんだ。
 素晴らしいよね。働くってことは。

 ・・・

 さて、今回のテーマ。
 実は、これ書くの迷った。
 こんな鬼畜とも言えるテーマ取り上げちゃっていいのかなって・・・。

 だが、私は、美しいヒロインが悪の手によって嬲られ、犯される・・・。
 そんなシチュエーション、けっこう嫌いじゃないんだ。
 例えば、こんな絵だ。

 heroin01.jpg heroin02.jpg heroin03.jpg


 ・・・どうかな?特に女性はどう感じるかな?

 もし、嫌いじゃなければ、この手のテーマで優れたサイト(ブログ)があるからご紹介します。
 3Dの絵のブログで、いささかリアリティには欠けるけど、だけど、女性(ヒロイン)を描くその描画力が素晴らしい。
 こういうのも充分ありだなって思う。

 (ご注意)
  私はちょくちょく見ていて、安心で素晴らしいサイトだと思ってます。
  しかし、あくまで海外サイト。
  見る時は、アクセス時に表示される「コンテンツに関する警告」をよく読んで、恐縮ながら自己責任において見て下さいね。

  
 

主従の関係(ソフトSM映像)

官能の美学
01 /22 2016
 自らボンデージ衣装を身に付け、主(男)を待つ女。
 いい女だ。
 ただでさえいい女が、ボンデージ姿になることで、より、エロく、魅力的になる。

 やがて現れた主(男)に服従するように尻を差し出し、その尻がスパンキングされる。
 それから、懸命なフェラチオ奉仕・・・。
 女はもはや、仮面の男の冷たい言葉に逆らえない・・・。

 まるで玩具のようにその美しい体を弄ばれ、そして容赦なく貫かれる・・・。
 たまらなく口から漏れる嬌声と、快楽に歪む表情・・・。
 男(主)は女を楽しみ、女は男(主)に自らの体を楽しまれることに快感を覚える・・・。

 美しい映像だ。
 

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またやった

仕事(介護職)
01 /21 2016

 ともすれば弱気になりがちな利用者さん(お年寄り)の心を、私の力で元気づけたい、勇気づけたい。

 それが、私が介護の仕事を目指した理由だ。
 履歴書の志望動機欄にも書いてある。嘘じゃない。本当だ。
 そして、そんなところに、この仕事のやりがいがある。

 ・・・

 ここ数日にあった事の顛末を記しておきたい。

 その日、私は体調が悪く、かなりきつい状態だった。だが、それを押して出勤した。
 後に熱を測ったら、38.8度。
 きついはずだ。仕事のパフォーマンスも落ちる。

 だから、私も悪かったのだ。

 そこへ、例のベテラン介護スタッフのWさん(女性)。
 Wさんもまた、その日はいつにもまして特別機嫌が悪かった。
 Wさんとの付き合いはもう長く、恐らく私が一番多く接している。だから、その機嫌の悪さを肌で感じた。

 いつもなら、何とか対応できていたWさんの圧力に、私のその日の体調では抗し切れなかった。

 「なんで、やらないの!?」
 「なんで、そんなことしたの!?」
 「なんで、出来ないの!?」

 いつものように、「なんで、なんで」と詰問口調で問い詰められる。
 まるで追い詰められるようだ。
 彼女との接触はかなり体力を消耗する。どっと疲れ、せっかくのやる気も低下する。まるでターゲットにされているみたいだ。

 「そんなやり方じゃ(施設のスケジュールは)、回らないよね?」

 Wさんは完全に施設側の人間だ。
 施設のスケジュールに利用者さんの生活を当てはめる。まるで時計仕掛けのように。
 その意味では、Wさんは完璧だ。

 そう。私とWさんとでは、介護に対する考え方そのものが違うのだ。
 考え方が違えば、やり方も違ってくる。私のやり方が気に食わないのも無理はないのだ。
 それに、Wさんの考え方も別に間違ってはいないし、施設にとっては大事なのだ。私も全否定するわけじゃない。

 だが、その日はだめだった。

 とうとう私はブチ切れ、Wさんは泣いてしまった。
 当然、周囲からは大顰蹙だ。
 あちらこちらから非難の言葉を浴び、私は耐え切れず、そのまま施設から逃げるように去った。

 「どんな理由があれ、キれた方が負けよ」

 後で、施設長さんに言われた言葉だ。
 その通りだ。
 何という世渡り下手。私はまだまだチンピラだ。


 「終わってしまえば、あっけないものだな・・・」

 近くの公園で、そう思った。
 せっかく、団地に住みたいという希望もできたのに。
 せっかく、介護の仕事にやりがいが見えはじめたのに・・・。
 その日から三日間程、私はひどく落ち込み、寝込んでしまった。飯も喉を通らなかった。
 もう、この現場では働けない・・・。自分が悪かったのだ・・・。

 そして、電話で、退職させてほしい旨を伝えた・・・。

 ・・・

 しかし、私は、次もやはり介護の仕事をしたいと思った。
 人間力が問われ、自分の人間性を生かせ、磨くことのできるこの仕事。
 大事なのは心だ。
 利用者さんの気持ちに応え、寄り添うことだ。
 この半年、こんな私にも笑顔で迎えてくれ、お付き合い下さった利用者さんたちの顔、その笑顔が浮かんだ・・・。

 思い切って、私は再び、また元の施設に電話を入れた。

 やり直させてほしい。

 一度言った言葉を撤回するなんて、男らしくないか?
 だが、そんなこと以上に自分を突き動かす何かが、私の心の中にあった。
 土下座する勢いだった。
 だが、施設長さんは優しく迎えて下さった。
 施設に行き、今後についてよく話し合い、私は来週から再び、現場復帰させて頂けることとなった。

 本当に感謝だ。ありがたい。そのありがたさが身に浸みた。

 Wさんとの確執は多分、これからもつづく。
 私はそれでもあくまで自分のやり方を貫くつもりだ。
 だが、それに加えて、中庸を行くことを覚えたい。

 少しは、大人にならなきゃなってことかな。


 長々とした文章、読んでくれてありがとう!これからも頑張るよ!